Ed-AI研究会内規
東京大学エドテック連携研究機構
(趣旨)
第1条 この内規は,Ed-AI研究会(以下,「研究会」という。)の組織および運営について定める。
(目的)
第2条 研究会は, AI関連技術及び学習データのためのデータサイエンス(Data Science)等の,情報学分野における先端的技術を最大限利活用し,個人の適性や学習の進捗に応じた,高品質な教育・学習環境が,いつでもどこでも誰でも得られることを実現することを目的とする。
(事業)
第3条 研究会は,前条の目的を達成するため,Ed-AI教育理論WG,Ed-AI教育実践WG,Ed-AI教育データWGの3部門を置き,次の事項を実施する。
(1)Ed-AI教育理論WG:個別最適な「学び」を達成するための課題の整理とエビデンスに基づいた近未来のテイラーメイドの学習支援技術を具現化する。
(2)Ed-AI教育実践WG:AI技術を用いた先駆的な教育手法の研究成果について、実際の教育現場で活用する場合における課題や要件を明らかにする。
(3)Ed-AI教育データWG:AI技術で利活用するための学習データフォーマットの標準化、ならびにデータ流通のプラットフォーム、学習データの利活用手法に関する調査研究を実施し、提言をまとめる。
(会員)
第4条 研究会の会員は,研究会の趣旨に賛同して,入会申込書を提出した法人または個人より構成し,以下のとおり団体会員,個人会員の区別がある。
(1)団体会員:研究会活の事業に参加する民間企業・民間団体・地方公共団体・学術機関・行政機関・NPO 団体による会員
(2)個人会員:研究会活の事業に参加する個人による会員
(運営委員会)
第5条 研究会に,その管理および運営に関する重要事項を審議するため,運営委員会を置く。
2 運営委員会の組織および運営に関し必要な事項は,別に定める。
(会長)
第5条 研究会に,会長を置く。
2 会長は,東京大学エドテック連携研究機構に参加する専任教授である研究会個人会員から選任する。
3 会長は,東京大学エドテック連携研究機構長が指名する。
4 会長の任期は,1年とする。ただし,再任を妨げない。
5 前項に掲げる会長が任期の途中で交代した場合の後任者の任期は,前任者の残任期間とする。
(副会長)
第6条 研究会に,副会長を置くことができる。
2 副会長は,研究会個人会員から会長が指名する。
3 副会長は会長の職務を助ける。
4 副会長の任期は1年とする。ただし,再任を妨げない
(顧問)
第7条 研究会に,顧問を置くことができる。
2 顧問は,会長が指名する。
3 顧問は,研究会の運営及び検討内容に関して必要な助言を行う。
4 顧問の任期は1年とする。ただし,再任を妨げない
(オブザーバ)
第8条 研究会に,オブザーバを1名以上招聘することができる。
2 オブザーバは,研究会の活動に関して必要な助言を行う。
(補則)
第9条 本内規に定めるもののほか,研究会の管理および運営に関し必要な事項は,運営委員会の議を経て,会長が別に定める。
附則
1 この申合せは,令和3年5月17日から施行する。
2 この申合せの施行により指名された最初の会長の任期は、第8条第4項の規定にかかわらず、令和4年3月31日までとする。