Ed-AI研究会 令和五年度第二回Ed-AI WGの開催について

平素より、Ed-AI研究会の活動にご助力をいただき厚く御礼を申し上げます。下記のとおり、令和五年度第二回Ed-AI WGを開催いたします。

形式:Zoomによるオンライン形式 (お申し込みはこちらからお願いします

参加は無料ですが、会員以外の方は発言はできません。この機会にぜひ会員にご入会ください。ご入会はリンク記載のページからお願いします。入会方法

日時:2023年9月2日(土)16:00~17:30

テーマ:「生成系AIの教育・学習活動への活用」

概要:

昨年、OpenAI社のChatGPT3が登場して以来、その進化は驚異的で、1億人以上のユーザーが活用するほどのブームを巻き起こしました。この大規模言語モデル(LLM)は文章や画像などの生成能力を備え、プログラミングから議事録の要約、プロジェクト管理まで幅広い用途に応用されています。多くの企業が競い合う中、生成AIはさらに多様なサービスが開発、展開されています。

生成AIの高品質な文章生成は、教育分野でも注目されています。強化学習を通じて、自然な表現を持つ文章が生成され、テストやレポートの作成支援にも活用されています。しかし、この進化は教育現場における期待と同時に、新たな課題や懸念も生み出しました。文部科学省は「初中等教育段階における生成AIの利用に関する暫定的なガイドライン」を公表し、対話型生成AIの活用や懸念への対処方法についての指針を示しました。

本研究会では、東京学芸大学附属小金井小学校の鈴木先生をお迎えし、教育現場における生成AIの実践事例やICTを活用した新たな学習観についてお話しいただきます。多くの生成AIには年齢制限などの利用規約があり、現状、小学生に直接触れさせることはできませんが、鈴木先生はそうした制約の中でも「これからの人生をAIと学ぶ子どもたちが正しくAIと出会えるために」小学校の授業で生成AIを活用することは必須と考え、既にいくつもの実践を積み重ねられています。これまでの実践に基づく洞察を通じて、生成AIを教育ツールとして最大限に活用する方法や、信頼性を確保するためのアプローチなどについて学びます。

この機会を通じて、生成AIの教育への応用とその可能性について、皆様と共に考えていきたいと思います。ご多忙中かと存じますが、ぜひご参加いただけますようお願い申し上げます。

 

議事:

1.東京学芸大学附属小金井小学校 鈴木 秀樹先生のご講演

2.その他

 

以上