第四回Ed-AI教育データWG(WG3)の開催について

テーマ:「教育データの標準化の動向とその課題」

平素より、Ed-AI研究会の活動にご助力をいただき厚く御礼を申し上げます。下記のとおり、第四回Ed-AI教育データWG(WG3)を開催いたします。ぜひ、ご参加いただけますようお願いいたします。

日時:2022年6月9日(木)10:00〜12:00

形式:Zoomによるオンライン形式 (お申し込みはこちらからお願いします

概要:教育データWG(WG3)は、2022年度の活動として、教育・学習データの具体的な技術形式を議論し、一つの規格案として提案することを計画しています。その企画案は、必ずしも新しいものをゼロから作るものではなく、既存に良いものがあるのであれば、それをとりあげ、組み合わせるやり方で構築すべきだと考えています。

そこで、今年度の第一回(通算で第四回)会合では、現在我が国で進められている教育データの標準化活動について、実際に取り組まれている方からご紹介いただきます。最初に一般財団法人全国地方情報化推進協会(APPLIC)の教育・校務ワーキンググループの「教育情報アプリケーションユニット」を取り上げます。学籍や健康診断などの校務データを標準化し、校務支援システム間でのデータ連携を実現する標準として、10年ほど前から取り組まれています。次に一般社団法人日本IMS協会の標準化活動をご紹介します。日本IMS協会の母体となるIMS Global Learning Consortiumは教育・学習に関する多くの技術標準化を行っていますが、日本IMS協会ではその中からデジタルバッチ、LTI、Caliper、OneRosterについて部会を設置して検討しています。それぞれの技術標準の概要と、普及に向けた取り組みやローカライズした内容などをご紹介いただきます。教育データの標準化について、今後検討を進めていく上で貴重な機会になりますので多くの会員の参加をお待ちしています。

議事:

1.Ed-AI教育データWGの活動について(越塚登・東京大学)

2.APPLICにおける教育・校務データの標準化について

(APPLIC事務局 安達 宗彦 様、株式会社内田洋行 パブリックソリューション開発部 小川 直樹 様)

3.日本IMS協会における教育データ標準化の取り組みについて
(日本IMS協会 事務局長 藤原 茂雄 様)

4.その他